
体内において欠かせない成分『ビオチン』、あまり知られていませんがビオチンは髪や肌の健康を維持するために重要な成分です。ビオチンの知識や効果など分かりやすく解説しています。
ビオチンってどんなもの?
ビオチンは水溶性の必須ビタミンの一つです。
哺乳類で生合成ができないものなんですね。
生合成ができないために食品から摂取することとなります。
そしてそのほかに腸内細菌によっても合成されることができます。
ですが、その腸内細菌による合成量のみでは必要量は維持できないんですね。
なので、食品から摂取する必要があるのです。
ではビオチンって欠乏しやすいように感じるかもしれませんが基本的にビオチンはとても色々な食材に含まれていますので通常の食生活をおくっているのであれば欠乏症になることはまずないと言えるでしょう。
ですが生の卵白を長期間にわたり多量に摂取することによってビオチンの吸収を阻害してしまい、ビオチンの欠乏症になってしまう可能性もあるのです。
ビオチンが欠乏してしまうことによって起こる欠乏症として、吐き気、食欲不振、悪心、うつ、筋肉痛、蒼白、舌炎、脱毛、結膜炎、乾燥鱗片皮膚炎、けいれん、皮膚の感染、緊張低下、知覚過敏、運動失調、有機酸尿、ケト乳酸アシドーシスなどの症状があげられます。
生の卵白には注意が必要です。